AI議事録ツールの選び方|会議の記録を自動化する方法【2026年版】
会議が終わるたびに議事録作成に30分——この時間、AIで自動化できます。2026年現在、音声をリアルタイムでテキスト化し、要約まで自動生成してくれるツールが急速に進化しています。主要なAI議事録ツールを比較し、あなたの用途に合った選び方を解説します。
なぜAI議事録ツールが必要なのか
会議中にメモを取りながら議論に参加するのは、実はかなり難しい作業です。メモに集中すると発言のタイミングを逃し、議論に集中するとメモが抜け落ちる。この「二兎を追う」問題を、AIが解決してくれます。
AI議事録ツールを導入するメリットは明確です。
- 議事録作成の時間をゼロに近づける — 会議が終わった瞬間に、文字起こしと要約が完成している
- 会議に集中できる — メモを気にせず議論に参加できる
- 「言った言わない」がなくなる — 発言がテキストとして残る
- 検索できる — 「あの話、いつの会議で出たっけ?」がキーワード検索で解決
主要AI議事録ツール比較
| ツール | 日本語対応 | 無料プラン | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| Notta | 月120分 | 日本語精度が高い。Zoom/Teams/Google Meet連携 | ||
| CLOVA Note | 月300分 | LINE提供。無料枠が大きい。話者識別あり | ||
| Otter.ai | 月300分 | 英語の精度はNo.1。日本語は弱い | ||
| Whisper(OpenAI) | 無料(自分で構築) | オープンソース。カスタマイズ性が高い。技術者向け |
Notta:日本語に強いAI文字起こし
日本語の会議で使うなら、Nottaが現時点で最もバランスの良い選択肢です。
Nottaの強み
日本語の音声認識精度が高いのが最大の特徴。「えー」「あの」といったフィラー(つなぎ言葉)を自動除去し、読みやすいテキストに変換してくれます。Zoom、Microsoft Teams、Google Meetとの連携に対応しており、オンライン会議の録音・文字起こしがワンクリックで完了します。
AI要約機能
文字起こしだけでなく、AIが会議の内容を自動で要約してくれます。「結論」「アクションアイテム」「次回までの宿題」を自動抽出。会議後にこの要約をチームに共有するだけで、議事録としては十分な場面が多いです。
無料プランの使い勝手
無料プランでは月120分(1回あたり3分まで)の文字起こしが可能。お試しとしては十分ですが、本格的に使うなら有料プラン(月額約2,000円〜)が必要になります。
その他の選択肢
CLOVA Note — 無料枠の大きさが魅力
LINEが提供するAI文字起こしサービス。無料で月300分使えるのは大きなアドバンテージ。話者識別(誰が喋っているかの判定)にも対応しています。ただし、Nottaと比べるとオンライン会議ツールとの連携はやや弱い。録音した音声ファイルをアップロードして使う形がメインです。
Otter.ai — 英語会議ならこれ一択
英語の会議が多い人にはOtter.aiが最適。英語の音声認識精度は群を抜いています。ただし、日本語への対応は限定的。日本語メインの環境では選択肢に入りません。
OpenAI Whisper — 技術者向けの最強ツール
OpenAIが公開しているオープンソースの音声認識モデル。無料で使え、精度も高い。ただし、自分でPythonのコードを書いて環境を構築する必要があるため、プログラミングの知識がある人向けです。エンジニアであれば、自社の議事録システムにWhisperを組み込むのもアリ。
ハードウェアで解決する選択肢
ソフトウェアだけでなく、AI議事録機能を内蔵したイヤホンという選択肢も2026年に登場しています。
NottaのAI文字起こし技術を搭載した専用イヤホンを使えば、対面の会議でもイヤホンを着けているだけで自動的に音声が記録・文字起こしされます。スマホアプリと連携して、その場でテキストを確認することも可能。
「会議室にレコーダーを置くのは気が引ける」「さりげなく記録したい」という場合に、イヤホン型は自然に使えるメリットがあります。
選び方のポイント
🎯 用途別おすすめ
日本語のオンライン会議がメイン → Notta。Zoom/Teams/Meet連携が便利。AI要約も優秀。
コストを抑えたい・まず試したい → CLOVA Note。月300分無料は太っ腹。
英語の会議が多い → Otter.ai。英語の精度はダントツ。
対面会議をさりげなく記録したい → AI議事録イヤホン。レコーダーを出さずに記録できる。
自社システムに組み込みたい技術者 → OpenAI Whisper。無料でカスタマイズ自由。
議事録作成は、AIに任せて最も効果が大きい業務の一つです。毎週の会議で30分の議事録作成時間を削減できれば、月に2時間、年に24時間の節約。その時間をもっと価値のある仕事に使いましょう。
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